The Economist 誌の 3 月 30 日号に日本とアルゼンチンのマクロ経済についての記事が載っています。
曰く、インフレに苦しみながらも対処できないアルゼンチンとインフレから抜け出せずに苦慮している日本を対比し、どちらもユニークなマクロ経済であるとのこと。
記事は端的に両政府のマクロ政策の失敗を揶揄するもので、Simon Kuznets という経済学者(ノーベル経済学賞受賞)のコメントのパロディで締めくくっています。
日銀の掲げるインフレ 2% を現実的なものに変えるとしても、市場からは政策変更だと受け取られるというのはその通りだと感じます。アルゼンチンのことについては詳しくは知りませんでしたが、日本に負けずとも劣らないユニークな歴史を持っていることが分かる記事でした。