1月27日号の The Economist 誌に日本の月面着陸について書かれていました。
曰く、日本の月面着陸成功は世界五カ国目の偉業であり、SLIM (Smart Lander for Investing Moon) と呼ばれる宇宙探査機の技術的な成功のデモンストレーションかつ今後に見える宇宙開発競争におけるアメリカ同盟国である日本の地政学的な重要性を示したものとのこと。
記事の中では中国が月の資源を独占する懸念があるというアメリカ側の見立ても紹介しており、昨今の米中デカップリング、地政学的なサプライチェーン再構築の動きの中で、改めて日本の戦略的重要性が見直される局面に来ていると捉えても良いかもしれません。
SLIM の太陽発電パネルに不具合があるようですが、新年幸先良い元気の出るニュースだと思います。