The Economist 誌の1月24日号に米中貿易戦争に関する社説が載っていました。
中国の経済成長が鈍化しているのは明白だが、なぜトランプ大統領の思惑とは裏腹に習近平国家主席は悠長に構えているのだろうか?という疑問に答える記事です。
具体的には、経済成長率ではなく経済成長額では過去最高を記録した。経済成長に対する輸出の割合が過去に比べて小さくなった。GDPの負債比率の減少を達成した。とはいえ、名目成長率は著しく低下しているし、スマートフォンに代表される消費のスピードも低下するなど(企業の賃金カットなども原因)不安要因もある。という論調でした。
結論としては、たしかに中国はアメリカとの貿易戦争を終えたいと思っているでしょうが、そこまで必死というわけではなさそうです。