The Economist 誌の11月8日号の中から TikTok に関する記事を取り上げます。
曰く、TikTok はデータの地政学を変え得る存在であり既存のサービスにとって脅威になり得るとの論調です。TikTok は10代に人気の15秒動画のサービス(YouTubeのステロイド版だと表現)で、アプリは過去12か月間に7.5億回以上DLされているとのこと。
Facebook、YouTube、Twitter はどれも米国企業ですが、TikTok は中国企業でありながら米国で人気を博しているサービスらしく、彼らが成功した背景には Twitter や Facebook などでの大々的な広告によるものとの同誌分析です。
データの地政学、という言葉が出てきていますが、TikTok にユーザが流れれば流れるほど、米国から中国へのトラフィックが移るという話のようです。もう少し詳しく調べないと分からないですが、Facebook が真似できなかった編集ツールとNext to watchを決めるアルゴリズムは確かにゲームチェンジャーになるかもしれません。